主人の靴下と私の我慢比べ
私の布団に主人が寝ているとどうしようもなく悲しくなる私はすごく嫌な嫁だと思いますが、いつからそんな風に思うようになったのでしょう。
自分でもすごく不思議で仕方がありません。
思い返すと、心当たりが一つだけあります。
それは主人が自分の匂いが気になると言ったことでした。
主人の匂いなんて私は気にしたことがなかったのですが、主人はとても匂いに敏感で気になるそうです。
そして、靴下の匂いが気になると言い、自分の服とは別に靴下を洗いたいと言い始めた主人。
そんな主人の姿を見てきっと私は洗脳されたのかもしれません。
実際に、靴下を手洗いしてから洗濯で洗う二度洗いをしているのですが、その二度洗いをする時でさえ、靴下単独で洗ってほしいと言うのです。
よほど、履いている靴下が匂ってしまうのかな?と思った瞬間、私はスリッパも共同で使うのが嫌になってしまいました。
だから、それまでは同じデザインのスリッパだったのですが、今では全く別物です。
そして、そんな靴下を履いたまま、寒い冬になると布団に入る主人。
その姿を見たら、本当に申し訳ないのですが、その布団は遠慮したいと思うようになってしまったのです。
また、主人は本当に片付けが苦手で、履いた靴下を布団の中で脱ぎっぱなしにしてしまうのです。
蒲団をたたむと、必ずぐちゃぐちゃになった靴下が出てくるのです。
なんかうんざりしてしまうのです。
そんなこともあり、私の布団に主人がいるとすごく腹が立つ時もあります。
特に私の布団で靴下を脱がれると…もうそれは想像しただけで鳥肌が立ってきてしまいます。
せっかく結婚した相手なのだから、相手のことを尊重した気持ちはありますが、あんなに汚いと騒いでいた靴下で私の布団に横になるなんてひどすぎます。
いつこの話をしようか、迷っているのですがしばらくは心の中にしまっておこうと思います。