日本人の美とする謙遜への提案

日本人って、謙遜の心を幼いころから親が示していたからでしょうか、本当に一歩下がって自分の気持ちを表現することが多いと思います。
私もその一人で、「つまらないものですが…」と手土産や箱菓子を渡します。

でも、本当はつまらないものではなく、すごく美味しいから買ってきたのです。
そして、大事な人だからそれをプレゼントしたのです。
そんな気持ちを「つまらないものですが…」の一言で終わらせてしまうことが寂しいと感じるようになった私は最近言い方を変えてみました。
その気持ちを正直に伝えるようにしたのです。

「お義母さんはこれが前に好きだとおっしゃっていたので、私の地元で有名なお店なのですがぜひ食べてみてください。」と伝え、去年の年末にお歳暮を渡しました。
すると、すごく喜んで美味しいと食べてくれた義母。
私はこの姿を見て、やっぱりきちんと伝えた方が相手も喜んでくれるし、相手のことを思って考えたプレゼントはこう言って渡した方が気持ちも伝わると思いました。
よく「ごめんなさい」よりも「ありがとう」と伝えるとよいという言葉を聞きますが、それもこの例の一つだと思います。

相手への謝罪よりも感謝の気持ちを伝えた方がいい場合がたくさんあります。
それを今まで謝罪で済ませてきた私は相手の気持ちに立って考えてきたのかな…と反省してしまうばかりです。
もう私は「つまらないもの」を大事な人にあげるようなことはしません。
きちんと、心のこもったプレゼントであることを図々しいかもしれませんが、相手に伝え、「あなたのために選んだもの」であることを示していきたいと思います。

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