悲しい落書き
学校遠足、就学旅行、個人での旅行といろいろな場所を訪れて名所を見て回る時に心無い落書きを目にすることがある。
ペンや鉛筆で書かれたものや、そのものをを削って傷をつけたものなど…
以前に鳥取の砂丘の砂への落書きや海外の教会に日本人観光客による落書きが発見されたとのニュースを見た事もある。
軽い気持ちでこうした落書きをする人がいるのだろう。
落書きをした本人にとっては、ちょっとした悪戯程度にしか思っていないのかもしれない。
幼い自己顕示欲だと思う。
そしてそれは、はたから見ると非常に恥ずかしい行為だ。
歴史的な建物や自然に対しての落書きを見るたびに悲しい気持ちになる。
その落書きを消す為に大変な努力が必要なこと、そして落書きをされそれを消すと言うことで「ありのまま」ではなくなってしまうこと。
そういったことが想像できないのかと不思議に思う。
だれだって自分の持ち物に落書きをされ、落書きを落としたとしても以前の状態には戻らないとなると怒りや悲しみを感じるはずだ。
1つ落書きをされてしまうと、マネをして次々と落書きがされだす。
他の人もしてるんだからいいんだ。と、良心の呵責が少なくなるからだろう。
落書きをする前の考えて欲しい。
多くの人から大切にされているものだと言うこと、消す事が出来ない場合それは恥ずべき行為としてずっとずっと残ってしまうことを。
軽い気持ちでした落書きは、落書きをされた物だけではなくそれを見た人の心も傷つけると言うことを分かって欲しい。
観光地の名所
私が今まで旅行した中で最も印象深いのが広島だ。
広島にはいろいろな名所がある。その中でも特に印象が残っているのは宮島だ。
宮島まではフェリーでおよそ10分。フェリーからも厳島神社の大鳥居が見える。
フェリーを降りてまず驚いたのが鹿の多さだ。
国内外から多くの観光客が来るため、宮島の鹿は人慣れをしている。
近づいてもまったく動じず、触る事もできる。
正解遺産に登録されている厳島神社に向かう参道にも多くの鹿がいた。
私が行った時には角の生え変わりの時期で角のない鹿が多かった。
鹿の多さもさることながら、厳島神社の参拝客もかなりの多さで、厳粛に参拝をするには早朝でないと難しいかもしれない。
宮島には厳島神社の他のも多くの神社や寺がある。
古くから信仰の対象となっていた弥山は弘法大師があ開いたと言われている。
この弥山からの景色は360度の大パノラマでさすが日本三景の一つだ。
宮島にある多くの神社・寺の中でも印象に残った場所は国の重要文化財の一つの「豊国神社」通称、千畳閣だ。
豊国神社は豊臣秀吉が建てさせたといわれていて、秀吉が亡くなった際に工事が中止されてしまったため未完成の神社だ。
ここに奉納されている大きな絵馬や厳島神社の大鳥居建て替えの際に使われた尺定規などがある。
壁や天井のない状態の為、大きな柱や梁を見る事ができる。
ここは厳島神社に比べて参拝客が多くないからゆっくりと見ることができてオススメだ。
機会があればまた訪れたい場所の一つだ。