泣きたい話
最近よんだ本で『死ぬかと思った』、これは本当に笑いましたが、今日はそういうドジを踏んだとか失敗したことではなく、感動して泣ける話のことです。
近ごろ、精神的に強くなりたい!とか、メンタルタフネスが強調されていますが、そうした経験や修行、訓練も必要ですし、いわゆる勝ち負けの世界ではこうした傾向が強いのだと思います。
でも、もう一方で、他人への思いやりとか共感力、シンパシーをもてることも必要だと思います。
それには、小説を読んだり、芸術鑑賞したり、映画をみたり、人と交流したり、旅をしたり、そうしたことで豊かな人間性をつちかうことになるのだと思います。
という私も、そういえば最近、泣いていないなあと、つくづく思います。
男は泣くものではないと育ったためか、くやし涙はひそかに流したことはあっても、感動した、そして後に、すがすがしさが残るような涙を流していないのです。
涙をながして、スッキリしてみたい。
突然、いてもたってもいられなくなりました。
感動した時にでる涙には、ストレス反応によって分泌された副腎皮質刺激ホルモンを流しだして対外に排出する効果があるそうです。
人によって泣ける琴線は、ちがうとは思いますが、私は生命とか親子の愛とかに弱いのとサスペンスがすきなのですが・・。
・これから公開の泣けそう映画
「17歳のエンディングノート」かなあ
・最近?観た映画中では
「麒麟の翼」や「ALWAYS 三丁目の夕日」のシリーズ、「父と暮らせば」
・最近観たドラマ
「いつか陽のあたる場所で」
・本では
夏川草介「神様のカルテ」、藤沢周平の「蝉時雨」、東野圭吾「秘密」・・この作者は皆いいですね。
ストレス解消!みなさんも、泣いてみましょう。
私の好きな映画
私の好きな映画は、2006年に公開された、「プラダを着た悪魔」という映画です。
この映画は、大学生の時にDVDを借りて初めて観たのですが、ストーリーはもちろん、登場人物のファッションに魅了され、それ以降何度もDVDを借りては観ています。
この映画の大まかなストーリーは、雑誌のライターを目指す主人公が、ひょんなことから超有名ファッション雑誌を手掛ける会社に入社し、敏腕編集長の秘書として成長を遂げていくということです。
オシャレに無縁だった主人公が、同僚からの冷たい仕打ちに耐え、編集長に課せられる様々な無茶ブリを乗り越え、美しく、たくましい女性へと変身します。
また、途中自分の夢や信念を見失いそうになる彼女ですが、最後にもう一度自分らしさを取り戻す姿は、とても潔く、格好良いです。
登場人物も、高級ブランドに目がない意地悪な同僚や、口調は厳しいけれど、実はとても面倒見が良く、優しいニューハーフの同僚等、個性豊かで面白いです。
初めは垢抜けず、野暮ったかった主人公が綺麗に変わっていく様は、まるでシンデレラの様で憧れてしまします。
また作中に登場する服たちは、どれもハイブランドのもので、オシャレの参考にもなります。
私は仕事で落ち込むことがあった時、よくこの映画を観ます。
困難を乗り越え、成りたかった自分を手に入れる主人公を見ていると、とても良い刺激になり、また明日から頑張ろうと思えます。
まだこの映画を観たことがないという方には、ぜひオススメしたい作品です。