お城の修復
佐賀県唐津市にある唐津城を訪れた。
本丸を支える石垣を補強する作業が長い期間を使い行われており、まだ工期の折り返しというぐらいだった。
そのため、巨大なジャッキのようなもので本丸を支えていたので、写真を撮ると本丸が浮いているように見えた。
昭和初期に本丸は修復をしたが、石垣部分は初めての補強作業。どうやらかなりの工期を要する難しい作業だ。
いつも石垣を見て思うのは、重機がない当時どうやって積み上げたのか不思議だということ。
何百人もの人が駆り出されていたのだろうかと想像してしまう。
現在補強している作業は来年に完了するそうだ。
このあと補強に入るのは一体何世紀後なのだろうか。
地震などで被害があれば今世紀中に補強するということは考えられるが、もし無事であれば、次に補強工事が始まるときは、今工事を請け負ってる業者さんは誰もこの世にはいない。
当たり前のことだが、そう考えると城などを守っていくのは大変なことだと実感する。
次に行う業者のために、工事で修復した点や手順などをデータで残しておくのだろうか。
データといっても記憶媒体は何に保存するのか。
そんなことを考えながら、本丸を登っていったので、あまり内部を覚えていない。
またゆったりと訪れたい。
老後は城めぐりをしたいという母
母の老後の楽しみである城めぐり
私の母が、常々老後は城めぐりをしたいと言っています。
もともと旅行が大好きな母。
今までもいろいろなお城を見に行っている母ですが、まだまだ行き足りないもようです。
私もお城やお寺、歴史的建造物にはとても興味があるので、老後の母の城めぐりに同行したいと密かに思っています。
母いわく、一番良かったのは長野県松本市にある松本城だそうです。
私は行ったことがないのですが、日本最古の国宝の城だけあって、その景観は見事なものだったとのことです。
近隣には美術館やそば処、温泉など観光スポットがたくさんあるので、ぜひまた行きたいと言っていました。
母の話を聞いていたら、私も行きたくなってしまいました。
私が個人的に行ってみたいのは大阪城です。
母は以前行ったことがあるらしく、あんまり好きじゃないようなんですが、私は行ったことがないのでいつか行ってみたいと思っています。
日本を代表する建造物ですし、ぜひともこの目で見てみたいものです。
その時は無理矢理母を連れて行こうと計画しています。
他にも行ってみたいお城が日本中にたくさんあります。
母も、まだまだ行ったことのないお城がたくさんあるはず。
知らないことも多いし、見たことのない建物もたくさんあるので、これからどこに旅行に行こうかと考えるとワクワクしてきます。
母と一緒に、いろんなところに旅行に行きたいですね。
しかし、母と同じ趣味で良かったとつくづく思います。
若い時はわからなかったけれど、親と一緒に楽しめる趣味があるなんて、すごく幸せなことですよね。