生後100日問題
民法で定められているこのおかしな法律は、未だに改正されていない。
何十年もの昔に作られた法律のまま、現代を迎えているからこそ、解決するスピードが遅いのではないか。
まぁ、民法なので、改正するのにものすごい労力を政治家が負わなければならないという自分勝手な背景が確実にあるのだが、そんなもののせいで、本当に多くの人が苦しんでいて、“無戸籍児”なんてものが存在してしまっている。
法律を学べば学ぶほどに、既に仕上がってしまっていて、解釈だけでは幅を広げるのに限界があって、改正できる立場の人間にならなければ、根本的な人助けはできないのではないか、という気持ちになってくる。
そう思うと、今の政治家たちを見て、最初はこの人もこういう野心を持って政治家になったんだろうな。
それなのに、霞が関のドロドロに侵されてしまって、今では改正なんて…という側に回ってしまったんだろうな。
そういう見方をするようになってくるのだ。
基本的に法律の立案よりは、改正の方が面倒臭いのかもしれない。
この手続きについては全くの無知なのであるが、議員の成果としては、改正よりも施行の方が実績に泊が付くのでないかとさえ勘繰ってしまう。
だから実績を重視しなければ後に繋がらないので、改正は後回し。
裁判が長引けば弁護士も儲かるという間接的な癒着も疑いたくなる。