20代前半の頃ですかね、私、よく旅をしていたんですよ。
旅と言っても本格的なものではなく、日本の中での旅。それも住んでいる東京から西日本にある地元へ帰るまでの地味な旅。
それでも新幹線じゃなくて青春18きっぷを使うと、思ったよりもドラマティックな旅になるみたいです。
まず東京からの下り線に乗り出発し、たどり着いたのは小田原。小田急線の景色がそのままに少し田舎へ辿り着いたような印象を受けながらも、地元よりは遥かに都会の街並み。
そこから乗り換え静岡県を東から西へと横断。サッカーや緑茶の産地として興味がありながらも、この辺りで寄り道している暇もなくただ車窓から茶畑を眺めるだけ。
まぁそれも悪くないですけどね。
時間は流れ岐阜県大垣市。ここで30分少々の待ち時間となります。駅から出てコーヒーを飲みながら一服。少し街並みを楽しんでみようかと思うけれども、どうしても地方都市感の拭いきれない大垣。地元のような落ち着いた街だなーと思いつつ、次の電車に乗り込む。ここから車両編成はずいぶん少なくなるんですね、一気に4両まで少なくなりました。
そして京都大阪を経由し、姫路にてまた待ち時間による足止め。また外に出て一服するが、大垣に勝るとも劣らないなにも無さ感。。。食べ歩きでもすればいいところなんでしょうけど、そんなじかんもなくただ暇を潰し次の電車に乗る…。
岡山に入り友人宅にて一泊。
元より一日では辿り着かない旅路ゆえ、こうやって途中で夜を明かすのも必要な事なのです。
懐かしい話に花を咲かせながら、眠りにつく…。
翌朝、山陰本線に乗り換え山陰へ。
鳥取、島根の風景には日本のあるべき姿が見え隠れしているような気がしました。いつかはここで何日か過ごしこの街を肌で体感してみたい、若い身空ながらそんな事を感じました。
そうこうしている内に地元の風景が目に飛び込んで来ました。
突貫旅行だったので各地の文化になかなか触れる事の出来ない旅でしたが、次回は各所で足を止めて文化を堪能してみたい、
そう思わせてくれる旅でした。
大根はお通じにも良く、コストパフォーマンスも良いことを再認識!!
現在オーストラリアに住んでるのですが、日本の誇れる野菜、大根の素晴らしさを最近再認識しました。
日本に住んでるときももちろん大根は頻繁に購入しており、美味しさや使い勝手の良さは知っておりましたが、オーストラリアに来て、ステーキにハンバーグ、チキンフライなどのこってり肉料理や、フィッシュ&チップスなど揚げ料理の日々で胃がもたれてぐったりしていたときにマーケットで大根に出会い、即購入、そこで再認識することとなりました。
まず、お通じの良さです。大根のスープや煮物を作った日の次の日の朝は、100パーセント快調で、朝からすっきりします。
最初はたまたまかな?と思っていましたが、100パーセントです。もうまずい繊維入りのフレークを無理やり食べる必要はなくなりました。
そして、コストパフォーマンスの良さです。大体1本3ドル(約270円)程度、日本と比べると少し高いかな?と思いますが、オーストラリアは500mlのペットボトルの水一本が3~4ドルと物価の高い国なので、それを考えるとかなり安いです。
さらに、1本買えばスープに煮物に鍋に、そして生でサラダにも使えてしまい、毎日食べても1週間は持ちます。
もし1週間で食べれなくても冷蔵庫に入れておけば腐ったりせず、2週間は持つのでそういった意味でのコストパフォーマンスは素晴らしいです。こんなに、使い勝手のいい野菜とは知らずもう手放せないです。
日本のようにどのスーパーマーケットで売っているわけではないので、なかなか手に入らないのが難点。
小麦粉やコーンのように大量生産を希望します。
おちゃめで優しい家族の一員
数年前まで飼っていたメスのラブラドールレトリバーの話です。
以前から我が家で飼っていた、先輩犬のシーズーと一緒に生活し始めました。
そのシーズーを母親のように追いかけて甘えたり、遊んだりしていました。
数ヶ月経つ頃には、もちろん大型犬のラブラドールなので、すぐにシーズーより大きくなっていました。
それでも寄りかかって甘えている姿がおもしろかったです。
大きくなるにつれ、いろんな物で遊ぶようになり、体が大きい分やはり遊び方も豪快で何度も笑わせてもらいました。
ある日実家の祖母が、漬物用に畑から抜いてきた大根を咥えて、勢いよく走って行ったしことがありました。
しかも、祖母がその大根を取り返してくると、大根にはくっきりとかじった後が…。
ポリポリと音を立てながら大根を食べていました。
そしてその大根を気にせずに漬物にしてしまった祖母。
何度思い出してもクスッと笑ってしまうエピソードです。
また、当時高校生で進路のことなどて悩んでいた私。
実家の庭でぼんやりしている私の側にいつも来てくれて、心が癒されたことが何度もありました。
大きい犬だからこそ、隣に座る存在感がどっしりしていて、でもとっても優しい表情をしていました。
今でも実家に帰るたびに、庭や畑を走り回る姿を思い出して、ジーンとします。